歪みチェックの簡単セルフテスト – 鏡を見るだけで分かる体のサイン

- update更新日 : 2025年04月30日
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鏡の前で自分の姿を見るとき、何気なく見過ごしていませんか?体の歪みは、肩こりや腰痛といった不調の原因となるだけでなく、姿勢の崩れやボディラインのゆがみにつながります。

今回は、特別な道具や知識がなくても、鏡を見るだけで手軽にできるセルフテストを4つご紹介します。日頃のチェックで歪みに気付けば、早めのケアや専門家のサポートにつなげられます。

 

セルフテストその1:肩の高さチェック

両肩の高さは、前後左右のバランスを見る基本ポイントです。肩の高さが詰まったまま放置すると、首や背中のコリが慢性化し、呼吸の浅さや頭痛を招くこともあります。

テスト手順

・両足を肩幅に開いてまっすぐ立ち、リラックスした状態で自然に腕を下ろします。
・正面に立つ大きめの鏡を使い、肩の位置を左右それぞれ目で確認しましょう。

判断のポイント

・片側の肩が明らかに高い、または低い。
・鎖骨のラインが左右非対称に見える。
・肩のラインが傾いていると、首や肩まわりの筋肉に過剰な負担がかかっています。

改善のヒント

・硬くなった肩まわりの筋肉をストレッチする。
・日常的に肩甲骨を寄せる動作を意識し、背筋を伸ばす。
・整体や骨盤矯正で肩甲骨の可動域を整え、筋膜調整を受けると効果的です。

 

セルフテストその2:骨盤の傾きチェック

骨盤は身体を支える土台です。前後左右どちらかに傾いていると、腰痛や下半身のむくみ、歩行時の違和感を引き起こしやすくなります。

テスト手順

・背面が映る鏡の前に立ち、かかとを軽くくっつけます。
・腰の左右にある「上前腸骨棘(骨盤の出っ張り)」の位置を目線で確認しましょう。

判断のポイント

・出っ張りの高さが左右で違う、または片方が前方に出ている。
・腰のあたりに左右差のあるくぼみが見られる。
・骨盤のゆがみは、歩行バランスや股関節の柔軟性にも影響を与えます。

改善のヒント

・腰まわりの筋膜リリースやストレッチを習慣化。
・骨盤ベルトや簡単な体操で骨盤を正しい位置にキープ。
・専門の整体で骨盤矯正を受け、正しい骨格アライメントを整えましょう。

 

セルフテストその3:首の傾きチェック

スマートフォンやパソコン作業で前かがみの姿勢が続くと、首は前方に傾きやすくなります。これを放置するとストレートネックや肩こりを招き、頭痛の原因になることもあります。

テスト手順

・壁を背にして立ち、かかと・お尻・肩甲骨・後頭部が壁につくようにします。
・鏡を使わずに、自然な状態で壁との間に隙間があるか確認しましょう。

判断のポイント

・首の後ろに大きな隙間がある。
・後頭部が壁につかない、または無理に押し当てないとつかない。
・前傾姿勢がクセになると、首まわりの筋肉が固くなり抜けにくいコリを生みます。

改善のヒント

・壁を使った首の後屈ストレッチを取り入れる。
・下を向く時間を短くし、画面は目線の高さに調整。
・筋膜調整やカイロプラクティックで頸椎の動きを整えるのもおすすめです。

 

セルフテストその4:膝の向きチェック

膝が内側や外側に向いていると、O脚・X脚の原因になるだけでなく、腰や股関節にも負担がかかります。下半身全体の歪みをセルフチェックしましょう。

テスト手順

・鏡の前で膝を軽く伸ばし、つま先をまっすぐ前に向けて立ちます。
・両膝の向き、膝とつま先の位置関係を確認します。

判断のポイント

・膝が内側に向き過ぎている(X脚)。
・膝が外側に開き過ぎている(O脚)。
・つま先と膝の向きにズレがあると、股関節や足首にも連動して歪みが生じます。

改善のヒント

・内転筋(内ももの筋肉)や外側筋をバランス良く鍛えるストレッチを行う。
・歩行時に膝とつま先が一直線になるよう意識する。
・運動が苦手な方は、加圧トレーニングやパーソナルトレーニングで下半身を整える方法もあります。

 

まとめ

今回は、鏡を見るだけでできる4つのセルフテストをご紹介しました。肩の高さ、骨盤の傾き、首の前後位置、膝の向きをチェックすることで、普段気付きにくい体の歪みを把握できます。歪みは放置すると不調や痛みを引き起こす原因になりますが、早めに気付くことで、ストレッチや簡単な体操、専門家の整体施術により改善が期待できます。

セルフテストで気になるサインが見つかった方は、ぜひ一度専門家によるチェックや整体、骨盤矯正、筋膜調整などを受けてみてください。当院では、日常生活に合わせたセルフケア指導や、安心して通いやすい骨盤矯正・美容整体メニューを取りそろえています。体の土台を整え、健康で美しい姿勢を手に入れましょう。